頭痛の分類をまず整理する
頭痛は大きく「一次性頭痛」と「二次性頭痛」に分けられます。一次性頭痛は頭痛そのものが症状で、繰り返す頭痛の多くがここに含まれます。二次性頭痛は別の病気のサインとして現れるものです。どちらに当たるかを自分で判断するのは難しく、ここでは分類の存在を知って今後の検討材料にすることが目的です。本記事は診断を下すものではなく、自分の状況を整理するための手がかりとして読んでください。
市販薬の使いすぎが頭痛を慢性化させる
市販の頭痛薬を頻繁に飲んでいると、かえって頭痛が続くことがあります。これが「薬物乱用頭痛(medication overuse headache)」と呼ばれる考え方です。鎮痛薬を使う頻度が高いと、薬が切れたときに頭痛を感じやすくなり、「飲む→頭痛→飲む」の循環に陥りやすくなると考えられています。どのくらいの頻度で起こるかの数値基準は医学的一次資料を確認できていないため断定しませんが、週に数回以上の服用が長期間続いているなら、習慣を見直すきっかけにしてください。頭痛のために薬を飲み、薬が原因で頭痛が続くという逆説的な状態です。まずは、自分がどれくらい薬に頼っているかを振り返ってみましょう。
服薬習慣を振り返るチェック項目
次の項目を確認してみてください。
- 頭痛の前に鎮痛薬を飲んでいなかったか
- 1週間に何回、何カ月も飲み続けているか
- 「飲んでも効いていない」と感じることがないか
改善しない場合は専門医へ
服薬を続けても頭痛が改善しない、または気になる場合は、神経内科・脳神経内科・頭痛外来への相談を検討しましょう。特定の医療機関や薬剤を推奨するものではありませんが、専門医は服薬状況も含めて判断してくれます。受診の際は、いつから・どのくらいの頻度で・何を飲んでいるかを伝えられるよう、服用記録を残しておくと相談がスムーズになります。頭痛が続く場合や悪化を感じる場合は、早めの相談をおすすめします。服薬を続けるかどうかも含め、判断は医師に任せてください。
まとめ
市販薬に頼る習慣は、頭痛を長引かせる原因になりえます。まず服用の記録をつけ、改善しない場合は専門医に相談してください。自己判断で薬を続ける前に、一度立ち止まってみてください。本記事は医学的診断・治療を提供するものではありません。