比較の軸は料金より業務範囲と責任の所在
無料相談という表示だけでは、実際にどこまで代行するかは分かりません。出願書類の作成補助、在留資格に必要な書類の整理、学校との連絡窓口、渡航後の生活支援、トラブル時の対応窓口を項目に分けて確認します。同じ「サポート込み」でも、本人が行う作業と事業者が行う作業の線引きが違えば、総額と手間は変わります。料金表だけを並べると、この差は見えません。担当者が変わったときの引き継ぎ方法も、業務範囲の一部として聞きます。窓口が一つか複数か、契約書を読める言語、問い合わせへの回答までの日数の目安も比較の材料になります。説明会では、書面に残る説明と口頭だけの説明を分けて聞き取ります。
合格保証や書類代行という表示の危うさ
Googleの広告掲載基準では、入学許可を約束する表示は重大な違反例として挙げられ、パスポートや卒業証明書の偽造を促す内容は掲載が認められていません。したがって、そうした文言は実績の証拠ではなく、説明の信頼性を下げる信号です。合格を断定する表現、経歴の書き換えを示唆する提案、審査を通すこと自体を商品にする説明には、契約前に質問を返すのが妥当です。断定的な実績表示ほど、根拠と事例の提示を求めてください。
契約前に確認する質問と、確認しきれない部分
聞くべきは、不合格や不許可になった場合の費用と責任、追加費用が発生する条件、説明を書面で残すかどうか、個人情報の扱いです。ただし、審査結果や必要書類は本人の事情と時期で変わり、事業者の説明だけで確定するものではありません。最終的な条件は学校と入管当局の公式情報で確認し、判断に迷う場合は専門家に相談してください。地域や学校種別による差も残ります。聞いた内容は日付と担当者名を添えて記録します。後から条件が変わっても、どこまでが当初の説明かをたどれるからです。契約書に署名する前に、支払いの時期と返金の条件も確認します。複数の事業者に同じ質問をすると、回答の具体性の差が分かります。
並べてから署名する
同じ項目で各社の説明を並べると、誇張が目立ちます。口頭説明と契約書の食い違いを書き出し、解消するまで署名しない。これが再現性のある選び方です。迷ったときは判断を一日延ばし、第三者の目で説明文を読み返すのも有効です。