ステップ1 税理士の資格と登録を確認する
最優先は、担当者が税理士の国家資格を持ち、正規の登録を受けているかです。登録の有無は税理士会の登録照会など公式の仕組みで確認できます。口コミ評価だけでは、無資格者や資格を偽って見せる事務所は見抜けません。照会手続きの詳細や最新の案内は公式窓口で必ず再確認し、問い合わせ時には資格の根拠資料の提示を求めるのも有効です。
ステップ2 広告表現の警告サインを見分ける
「確実に還付」「必ず節税」「簡単に儲かる」といった成果を保証する表現は、Google広告ポリシーで虚偽・不実・欺瞞的な情報の典型例とされるものです。実績の出典が不明な数字、事務所の目的や提供者を隠す誤解を招く表示、偽の資格証の作成を助長する内容の広告も危険なサインです。金融関連サービスには広告上の制限と開示要件があり、緊急性を演出する「今だけ」といった文言にも注意してください。
ステップ3 初回相談で確認する項目
契約前の相談では、料金体系が明確か(初回相談料・月額顧問料・申告料の区分)、担当者の専門分野が自身の業態に合うか、守秘義務の有無、契約範囲(申告・記帳・顧問のどこまで含むか)を必ず確認してください。見積もりは書面で受け取り、口頭説明との食い違いがないか確かめます。節税額や還付額を保証する事務所、説明が終始あいまいな事務所は、依頼を見送る判断も選択肢です。
口コミだけに頼らない判断
口コミ評価は参考程度にとどめ、公式の登録情報と実際の面談内容を組み合わせて判断しましょう。高評価の数やホームページの見栄えだけで決めると、広告に慣れた事務所の本質は見えません。実際の面談で相性や説明の丁寧さも確認しましょう。
まとめ
依頼前に、1.税理士の資格・登録を公式に確認し、2.成果を保証する過大な広告表現に注意し、3.初回相談で料金・担当者・契約範囲を質問する。この3点を守れば、悪質な事務所に依頼するリスクを大きく減らせます。なお、本記事は税理士法の条文解釈や登録照会の手続き詳細を保証するものではありません。報酬やサービス内容は事務所ごとに異なるため、個別の税務判断や契約については専門家への相談をおすすめします。