面談前の連絡で確認すること
まず、面談の時間、持参物、担当者が同席するか、相談料の有無を事前に尋ねます。資料の持参が難しい場合は、会計ソフトの画面共有や事前送付が可能かを確認します。個人情報の扱いとデータの受け渡し方法も、この段階で質問します。
相談前に用意する3点
- 事業概要メモ:事業内容、主な取引先、売上の流れ、経費の種類、従業員や外注の有無、今後の見通しを1枚にまとめます。
- 直近の取引記録:通帳・カード明細の写し、会計ソフトの画面や試算表、未処理の領収書を用意します。持参可否と安全な渡し方は事前に確認します。
- 困りごとの箇条書き:記帳の遅れ、申告の不安、経理に使う時間、相談したい時期を書き、優先順位を3つ程度に絞ります。
準備物は事務所ごとに異なるため、事前に確認します。
面談で確認する4カテゴリ
- 担当体制:誰が担当するのか、担当者制かチーム制か、担当変更時の連絡はどうなるかを聞きます。担当者不在時の窓口も確認します。
- 依頼範囲:記帳代行のみか、申告までか、日常相談の範囲はどこまでか。自分で行う作業と依頼する作業の境界、追加依頼の扱いも確認します。
- データの受け渡し:クラウド会計の共有範囲とアクセス権限、紙原本の保管と返却、受領方法を確認します。
- 連絡と契約:連絡手段と頻度、契約期間、年度途中の解約や変更の扱いを質問します。回答は事務所ごとに異なるため、正解を決めずに記録します。
面談当日の進め方
質問は紙に書いて持参し、回答をその場で書き取ります。話が脱線したら、依頼範囲と担当体制に戻します。面談の最後に、次回連絡の期限と必要な追加資料を確認します。
回答をそろえて判断する
同じ質問を複数事務所に聞き、回答を同じ欄に横並びでメモします。面談後は日付、担当者名、回答、次回連絡の期限を残します。判断軸は、依頼範囲と自分の手間が一致しているか、担当者と連絡手段が明確かの2点です。依頼範囲の認識違い、紙原本の扱いの確認漏れ、連絡手段のすれ違いは起こりやすいため、質問リストで回収します。料金や体制には地域差・事務所規模差があるため、優劣ではなく条件の一致で見ます。
本記事は面談準備の整理であり、料金相場・統計・法令や制度の要件は扱いません。依頼範囲・料金・契約条件は事務所ごとに異なります。個別の税務判断や契約締結の可否は、各事務所および税理士に確認してください。