運用開始前のチェック順
運用開始時は、アカウント設定、サイトへのタグ設置、同意設定の順で進めるのが一般的だ。この過程でポリシー違反を後から直すのは手間がかかるため、広告を配信する前に下記の禁止事項を一度確認しておこう。
禁止行為を運用前に必ず確認
自社の広告をクリックしたり、人為的に表示回数やクリック数を水増しすることは、AdSenseプログラムポリシーで明示的に禁止されている。広告をクリックするよう促す報酬や特典、第三者への寄付の提供も、許可されたインセンティブ広告を除き禁止だ。
有料クリックプログラム、スパムメール、ソフトウェア起因のトラフィックが発生するページにはGoogle広告を掲載できない。また、「簡単に儲かる方法」といった虚偽・欺瞞的な情報で商品やサービスを宣伝する行為も禁止。Google検索のスパムポリシー違反や誤解を招く体験のある画面にも広告は掲載できない。
違反は意図的でなくても起き得るため、配信前の事前確認が重要だ。
検索広告は表示数と区別がルール
検索広告(AFS)では、広告数が自然検索結果の数を超えてはならず、広告であることを明確に区別して表示する必要がある。デスクトップ版とモバイル版では上限が異なるため、実装前に下表で確認しておこう。
| 項目 | デスクトップ版 | モバイル版 |
|---|
| 1ページあたりの広告ユニット上限 | 最大3ユニット | 最大2ユニット |
| ページ上部・下部の広告数上限 | 最大5件 | 最大3件 |
なお、広告数が自然検索結果を超える構成は、どの端末でも認められない。
プライバシー開示とCOPPA
パーソナライズド広告を配信するには、Cookieリストなどのオーディエンスデータを使用する権利が必要だ。ユーザーの興味に基づいて配信している旨を「広告オプション」などの形で明示し、データ収集・共有・使用を説明するプライバシーポリシーの策定も必須だ。13歳未満と分かっているユーザーの活動を、興味ベース広告やリマーケティングでターゲティングすることはCOPPAで禁止されている。
まとめ
ポリシーは随時改訂されるため、運用を始める前に公式ヘルプセンターで最新版を確認しよう。日本の個人情報保護法など現地法規の解釈は法律専門家へ相談を。本記事は一般的な情報提供であり、法的助言や成果保証ではない。